新入社員になった54歳のフリーランス

この記事は2019年4月21日に投稿したものを2020年1月に編集・更新しています。

これを書いている私は今54歳だ。4月から新入社員として、「Webプロデューサー、ディレクター」という肩書きで採用され働き始めた。助成金を受け取るため雇用形態は6ヶ月契約の契約社員と言われたが、半年後にどうなってるか分からないので良い。

今までの経験を活かせる仕事に就けたことはラッキーだ。ウェブ初心者の女性起業家と呼ばれる個人事業主にコンサルを始めたのが2013年頃。職務履歴書のみで採用されたのだから世の中何があるかわからない。

採用された会社は小さなベンチャーで、平均年齢が50代というちょっと面白い会社だからかもしれない。久しぶりのフルタイム出勤。毎日刺激をもらいながら久しぶりに「雇われる」という感覚を味わっている。

 

今まで「キャリアのない専業主婦からフリーランスへ」をウリにしていたが、キャリアを断絶された元主婦でも専門職で仕事に就けることは嬉しい。今までの努力が報われた気がする。そして、働いたらかならずお金が入るという当たり前もフリーランスには何より嬉しいことだ。お給料万歳。

今までしていた活動は「副業」として続けることになったが、ぶっちゃけ「もう1人でなんでもやらなくていいんだ」としみじみと感じている。でも、そんな自分を始めは「敗者」と思った。起業したけど失敗した、途中で諦めた、やめちゃった人と。

でも、私の近況報告に友人たちは、「おめでとう!」「フリーから社員てすごい!(実は契約だったけど)」「必要とされる人材なんだよ」と、多少のリップサービスはあったとしても、これらの言葉にものすごく励まされ自信を持てた。みんなありがとう。

フリーランスから雇われの身となったのは、生活に困っていたとか離婚するからとか、そういう理由ではない。そろそろちゃんと「経済的自立をしたい」と思ったから。ずいぶん前だけどリーマンショックの影響で父が会社を畳んだこと、夫が仕事のストレスで体調を崩したことなども影響している。

実際フリーのコンサルタントでは生計が立てられるほど稼ぐのは大変だ。稼げてた時期もあったけど長続きはしていない。「お金は後からついてくる」というのはよく言われているしそれはわかるけれど、現実的にそんな状態を何年も続けられる体力と気力はだんだんと衰えるのは否めない。

トラブルに巻き込まれたり執拗な嫌がらせを受けたり、ビジネスパートナーが信用できなくなったりということもフリーにはよくあることだが、そんな経験も含めて自分と自分の仕事を見直す時期に来てたのだろう。今思うとだけど。自分でも意外にあっさり「契約社員かアルバイトでもいいじゃん」と思えた。

ということで、しばらく久しぶりの「定時出勤」という不自由さを味わってみることにする。

 

その後。
結論から言うと、2019年11月中旬で退職した。理由はいろいろあるが「更新時の契約に折り合いがつかなかったから」ということにしておく。誰に見られてるかわからないからねえw

 

ブログを書いてる人

sophia
sophiaWebプロデューサー、コンサルタント
ウェブの仕事をしています。
生まれも育ちも東京下町の50代。2010年に長い長い専業主婦時代を経て起業。マーケティングとテニスとチョコレートが好き。
SDGsと北欧が気になる今日この頃。