インバウンドでよく見る光景は自分もやっている可能性がある
先日、ツイッターでこんなツイートを見て考えさせられた。
電車の中国人親子。靴のままイスに飛び乗り外を眺める子供。
粗暴な親子に指摘せねばとGoogle翻訳「日本では靴履いてイス乗らない」ハッとした母親、子供の靴を脱がす。むしろ紳士な父親、アタフタしつつも翻訳返し「私に言ってありがとう」
…知らないマナーは守れない。
粗暴と決めつけてごめん。— どーも僕です。(どもぼく) (@domoboku) March 30, 2018
「どもぼくさん」は正しい。私だったらわざわざGoogle翻訳を使って指摘なんてしないだろう。教えてあげないままその光景を嫌悪感いっぱいにして誰かに伝えるかもしれない。
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外国からの観光客はもちろんのこと、生活者も増えてきた。
日本では当たり前の慣習、風習、日常茶飯事なことetc・・・それに少しでも反すると嫌悪感を隠さない日本人が多いような気がする。個人的に嫌な思いをしたのかもしれないけれども。
でも、自分が外国へ旅行したり生活するようになったとしたらどうだろう?その国の「当たり前」に驚いたり、慣れなかったりすることがある。その経験をしたことがある人も多いはず。
郷に入っては郷に従うということわざがあるように、その国の人のするようにする、というのがお約束なのかもしれない。とはいえ、旅行などの短期間ではその国の「ならわし」「や「しきたり」みたいなものに気づくのは難しい。
もし、知らなくてやっていたことに対して罵倒されるとしたら?
「いや、知らなかったんだもん。」
「そうならそうと教えて欲しかった。」
と思うのではないか?
これは、インバウンドの方々も同じでなはいか?
そりゃ中には「言うこと聞かないツワモノ」もいるだろうけど、そういうのは日本人にもいるから国は関係なくて個人の問題。
旅行中は「郷に入っては郷に従う」なんて意識は薄くて、その国を自分なりに楽しみたい!という意識ばかりになってしまうなあと、自分のことを俯瞰するととても恥ずかしい。
かといってツイートした「どもぼくさん」のような行いが今日からすぐできる自信もない。
だけど、この話は私の心に刻まれてしまった。だから、インバウンドの方々の行いをもう少し暖かい目で見たいし、指摘する勇気を持とうと思う。
ブログを書いてる人

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生まれも育ちも東京下町の50代。2010年に長い長い専業主婦時代を経て起業。マーケティングとテニスとチョコレートが好き。
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