バブル世代向けku:nel(クウネル)が「暮らす」から「クラス」になった

 

雑誌「ku:nel(クウネル)」のAmazonのレビューが凄い事になっているのは周知の通り。このクウネルという雑誌のターゲット層はわたしらアラフィフである。

 

 

10代の時に、雑誌オリーブを読んでいた世代。ハイ、読んでた読んでた。マガジンハウスはなんというか、尖っていて好きだった。別にパリジェンヌに憧れてはいなかったけど、「少し背伸びした感じの日本の文化と少し離れた世界」に憧れていた。

 

この炎上?しているAmazonのレビューを読んでいて、「何かに似ている、何だろうこの感覚?」と思ったら、わかった。わたしたちアラフィフが、なにかにつけて「バブル世代」というレッテルを貼られる違和感と似ているのだ。

「バブル世代はブランド品たくさん持ってる」とか、「派手好き」とか「目立ちたがる」とか。まーいろいろ言ってくれる。

あのね、バブル時代にみんながみんなオイシイ思いをしたわけじゃない!!わたしはお立ち台に登ったことも六本木のあの場所にも行ったことない!!

と言いたくなる感覚と似ているのだ、このクウネル問題。

 

中身をちらっと立ち読みしたところ、「プチ富裕層で都会的なおしゃれ好きなリカコみたいな女性」が好きそうな感じ。いや、リカコが嫌いなんじゃないけどね。「わたしっておしゃれでしょ」みたいな女は嫌だけどww

上質?うーん、上質とはちょっと違う。なんかホテルで言うと上の階の特別フロアの「クラス」って感じ。

 

クウネルは、興味のある特集の時に2回くらい買った事がある。丁寧に暮らすライフスタイルって良いよね、みたいな雰囲気の雑誌だったと記憶している。

暮らす から クラス

ナチュラルに暮らそうっていう人に、突然、こんな高級ブランド品はいかがって提案されても違和感よね、やっぱり。

 

バブル世代だから高級品の価値はわかるはず、今も使いたいと思ってるはず、みたいなバイアスが編集サイドにあったのかしら。

50代に突入したからこそ、今までの人生を見返して、「いろいろなライフスタイルがあるよね、わたしはココが居心地良いな」って気づいたりして、達観できる年代になってくるわけよね。

「丁寧なライフスタイル」=「高級ブランド品を長く愛する」ではなくて、例えば「お鍋にしては少し値が張るけどずっと使える◯◯」だったら受け入れられたんだと思うわ。

 

☆5つの希少なレビューも読んでみたけれど、中にはリニューアルして良かったっていうファンもいるじゃない。☆1つから比べればすごく少数だけど。

少しずつ薄くなってきて、内容も面白くなくなってきたからもう購読するのやめようと思ってた、だからリニューアルは新鮮、なんてレビューもあった。

☆1つが300越えだけど、こんなにたくさんの☆1レビューがあるから、普段レビューしないし大して怒ってないけど書いてみちゃおっていう心理が働いた人もいたかもしれないし。

 

個人的には、10年使えるアイテムにグッチのローファーやフェンディのバックを提案する雑誌は既に(たーくさん)あるんだから、わざわざリニューアルしてライバルと同じステージに上がらなくても良かったんじゃないのかと思う。

ただね、リニューアルするということは売れてなかった、広告のスポンサーも少なくなって大変だったってことだろうね。段々ページが薄くなったというレビューもあったわけだし。

 

次々と女性誌が廃刊していく中で、生き残るのは大変だ。今や昔の少女マンガみたいに付録付きの女性誌ばっかになってきたもんねー。

そういえば余談だけど、STORYは人気なのかしら、付録付いてるの見たことない。いつも美容院で見るだけだけど、毎月同じようなファッションスタイルの提案ばっかり。

プチプラを提案する「Mart」がいきなり「STORY」みたいになったら、同じ現象が起きるのかなあ。